うぃー・らぶ・なおしま  Vol.3 2004年3月号

旧称:直島の魅力を高めるワークショップ通信

 みなさん、こんにちは!
3月7日の総合福祉センターでの、「ワークショップ成果発表会」には、来て頂けたでしょうか。本号では、成果発表会でも簡単にご紹介しましたが、ワークショップのメンバーで2年間にわたり話し合いを進めてきた、『「うぃ らぶ なおしま」といって』についてと、1月にワークショップメンバーで石川県根上町に視察に行った時の報告をします!




 2年間にわたって、直島の未来を語り合ってきましたが、その検討の成果を『「うぃ らぶ なおしま」といって』というレポートにまとめました。そこでは、10の提案をしています。ワークショップというかたちでの活動は、この3月で終了しますが、素敵な直島にしていくために、「これからが本番だ!」という思いでいっぱいです。ぜひ、みなさんも『「うぃ らぶ なおしま」といって』を手にとってみてください。私たちは、そこで描いた夢の実現を目指して、1歩ずつ確実に前に進んでいきたいと思います。皆さんも応援してください。そして、ひとつでもいいから、一緒に行動しましょう。



〜 こんな直島にしたい −10の提案― 〜

 1 みどり ゆたかな なおしま 〜昔からある自然を取り戻そう〜 

 2 うみ ゆたかな なおしま 〜貝採りがまたできるようにしよう〜 

 3 クリーンな島 なおしま 〜街なかのごみをなくそう〜 

 4 美しい島 なおしま 〜景観や文化にこだわろう〜 

 5 たいけん なおしま 〜直島の自然と遊ぼう〜 

 6 うぃ らぶ なおしま 〜なおしまを好きと言おう〜 

 7 おいしい なおしま 〜本物を食べさせる場をつくろう〜 

 8 もてなす なおしま 〜なおしまを好きと言って〜 

 9 つながる なおしま 〜瀬戸内に日本に世界につながる〜 

10 わたしの なおしま 〜わたしがつくる、未来の直島〜 


『「うぃ らぶ なおしま」といって』のレポートについてご関心のある方は、ワークショップリーダーの中根清孝さん(892-3819)までお問い合わせください。

 


ワークショップの活動状況

 1月の10日と11日の2日間にわたり、ヤンキース松井秀喜選手のふるさととしても知られる、石川県根上町に視察に行ってきました。初日は、各施設を視察しながら、そこで住民がどのようにかかわっているのかといった住民参加の部分を勉強しました。そして、夜は地元の住民との交流会を持ちました。どの方もとてもエネルギッシュな方ばかりで、町を人が支えるということを実感しました。

 そして2日目は、勉強会を持っていただき、直島でも活用できるヒント(知恵)を学びました。
今回の視察を受け入れて下さった、根上町役場の澤田さん、本江さんをはじめ、住民のみなさま、ありがとうございました。

 


それでは参加したメンバーからの報告を紹介します


 根上町視察
                         堀口 容子


[町婦人会が経営する喫茶店でひとやすみ]

○笑顔で出迎え
 私たち交流系のメンバーは、高橋さんと私の二人!We Naoshimaとして、根上町へ長い移動時間をかけ、松井秀喜を育てた小松駅から、小さな寺井駅に到着。
小松から寺井までは、大丈夫かなあ〜と思うほど、我々メンバーだけの貸し切り状態。
寺井駅に着くと、吉村先生、森さん、根上町の塾1期生である役場企画調整課の澤田信市さんと、本江信一さんの4人が素晴しい笑顔で私たちを迎えてくれた。
 マイクロバスを運転する本江さん。そして、とにかく私たちをどうやってもてなそうかと、気配りにせいいっぱいの澤田さん。役場の職員にしておくのは、もったいないくらいのコーディネーターぶり(失礼)を発揮し、サービスに徹底。



[フラワーセンターの花時計]

 窓から見える風景は、平地で広々とした美しい街である。くつろぎサロン、リサイクルセンター、フラワーセンター、もちっこセンター、どこへ行っても町婦人会や町の人達の活躍をみごとに見せつけられた

 旅人を迎える心が、寒い北陸の町で温かく心にしみこむ。



[ボランティアルームの「たすけっと」]

○コミュニケーションは飲みにケーション??
 何と言っても、澤田さんのガイドぶりがすごい!
 心底根上町を愛し、常に謙虚でありながら自信に満ち溢れている。
 根上町の成長を自分達の力で元気に素敵に育てたという誇りがビンビンひびく。

○ほっとぼらりてぃ〜
 自分達の手で、手作りの情報誌「ほっとぼらりてぃ〜」を出している。
 ボランティア協議会会長の谷口さんが、情報誌ができるまでのプロセスを披露した。
 全員に押し付けるのではなく、できる人も、できない人も皆で作るという精神、誠心。
 ボランティアルームの「たすけっと」「のみにけーしょん」とネーミングもユニークで、皆が意見を出し合い、なるべく全員で協力する。

 心に残った事が1つ。
 谷口会長が、皆をうまく活かす秘訣は、人を攻撃する人の心意とか、何で怒るのかな?と考え、攻撃した人に対し「だめだ」と言わず、「残念だなあ〜」という事により、誰もが傷つかないよう配慮していた事!



[こんじょうべんとう]
○交流会
 交流会は「のみにけーしょん」と題して、八松苑で開かれた。
 10人対11人だが・・・根上町の参加者の経歴はすごい!!
 ねあがり創成塾塾長の吉村先生の偉大さが、塾生達の人材の素晴らしさを物語る。
 当日体調の悪かった私だが、根上町の人々のもてなす気持ちで、おなかも、心も満腹、万福!


○あたたかい地域づくり
 物を大切にし、ゴミもリサイクルできるよう、分け方、出し方をこまかく各家庭へ知らせる。
 そして使える物は、くるくる工房へと運ばれる。
 「捨てる」から「活かす」世紀へとキャッチフレーズをかかげている

○こんじょうべんとう
 次の日、成人式が行われる文化会館での打合せ。
lねあがり創成塾の運営経過とOBの活動概要
lねあがり町の住民参加(ボランティア協議会)の活動内容
l根上町の環境行政について
など、それぞれがみごとな説明で・・・話術も勉強になった。


 最後に、まちおこしとして製作された、中身入り根上(根性)弁当をいただき、加賀れんこんの二色田楽の味が忘れられなく・・・又、根上町に行ってみたいと思った。

 ゆっくりと、根上町の人々と、のみにけーしょんもしたいなあ〜!



 根上町を見学 わが町を「考える」
                         高橋 昭典

 今回の根上町研修の報告書を、と思っていたら十三日早朝、島の西端風戸山から出火した大山火事が発生した。折からの低気圧西風の強風で鷲ノ松へ向かう。建物は守ったがほとんどの山々を焼き尽くした。飛び火した火は本村八日山に達した。そして、三菱マテリアルの工場周辺に至るものであった。町、三菱、住民がえいえいと五十年もかけた緑の山であったが、残念である。エコアイランドなおしまプランは「植林を第一のテーマとして取り組まねばならぬ」と。
 根上町は能登半島の首根っこにある日本海沿いの何の変哲もない海辺の町。ただ、森元総理のご尊父が九期町長に、ゴジラ松井の出身地が特筆される。見学に値するのは「ねあがり創成塾(吉村塾長)」がかっちりとした事業計画で町興しを着々と行っていること。また「ねあがり応援団」がにくい存在で、住民に呼びかけ広がりをみせている。
 毎年、町長とフリートークを行い、文化、教育、福祉、健康、産業、観光など100の提案をし、毎年の総会で総括。平成二年から十年間、約四千万円をかけて「人づくり」を中心にたちあげた事業は軌道に乗っている。
 直島の場合、エコタウン事業は全国で十五番目、現在四カ所増えて十九カ所にある。自然、文化、環境の調和したまちづくりを図りながら、特色を活かした新たな産業と町の活性化を−という。エコアイランドなおしまプランと我々のワークショップも二年目を終えるが、このままで「良い」のか「どうか」反論もあろう。住民の反応が弱いように思う。
 充分時間もあることだから、じっくり腰をおとし吉村、竹内両先生の指導で初心にかえって、つまり「人づくり」から始めるべきかと考える。



 根上町視察研修感想
                         石川 昭子

 もし、自分側がお客様をお迎えする立場であったら、あのように暖かくてよく計画された内容で、おもてなしができただだろうかと思うほど、参加して良かったなと思える研修でした。
 充実しているハード面に、吉村先生の指導のもとに魂が入れられ、根上町はとても元気にピカピカ輝いていました。
 塾生との交流の場も設定してくださいましたが、自分がこの町を創っていく主役なんだという意識が、ストレートに伝わって来ました。この町でこんなボランティアができて幸せと皆さん生き生きされています。
 根上町には、企業もたくさんあり、地域の環境保全にもずいぶん尽力されています。街路樹とその歩道に、「この通りは、○○株式会社が管理しています」という表示があり、緑を育てたり、道路の清掃奉仕の大切さを啓発しながら、ボ ランティアをされています。もちろん、住民の方もそうです。木の里親となり、自分の木を大切に育てておられます。
 植樹チームの私は、これこれ、この制度がいいなと、アイデアをもらいました。
 皆さん、樹木の里親になり、緑豊かな直島にしませんか。
 根上町の皆さん有難うございました。そして、根上町が産んだ松井秀喜選手、ニューヨークの空で更に羽ばたいて。


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電話:892−2020  FAX:892−3888
kikaku1@town.naoshima.kagawa.jp