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2022-10-01
令和4年度なおしま自然探検隊

令和4年9月10日(土)

新型コロナウィルス感染症の影響で中止が続いていた「なおしま自然探検隊」が、
直島つつじ荘・琴弾地海岸で3年ぶりに開催されました。

例年であれば町内外から多くの子どもたちに参加していただくのですが、
コロナ対策として対象者を絞っての実施となりました。

このイベントは、子どもたちに自然豊かな直島の海を体感してもらい、
自然環境や文化への認識を深めてもらおうと、
うぃらぶなおしまメンバーに加え、
香川大学による「直島地域活性化プロジェクト」のメンバーの皆さんにご協力いただき、
開催しているものです。


今年は日本近海で多くの台風が発生し天候も心配されましたが、
当日は文句なしの快晴。
非常に幸先がいいです。




15:00~(ごあいさつ・ウミホタル捕獲器の作成)

大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に、
まずはウミホタル捕獲器の作成です。
2Lペットボトルを半分に切り、ひもを取り付けます。
硬めのペットボトルを使用したので工作に力が入ります。




15:45~(磯遊び)

干潮になってきたので、
捕獲器はいったん置いて磯遊びへ出かけます。
海の向こうに高松の街並みが見えます。
何気に絶景です




うぃらぶ事務局担当の私(40代)も磯遊びは何十年ぶりです。
日頃はパソコンに向かっている時間が長いので、
自然に触れて心が洗われるようです。


磯にはカニやカメノテなど色々な生き物がいました。
写真には残っていませんがサザエもいました。
探してみるもんですね。



海や川を前にすると、
平べったい石を投げる「水切り」をやりたくなる私は「昭和のおじさんの発想かなぁ・・・」
と思っていたら、子どもたちや大学生スタッフがびゅんびゅん投げてました。
この青春の一コマはいつの時代も変わらないのでしょう、きっと。




18:00~(ウミホタル捕獲)
先ほど作成した捕獲器にエサを取り付け海に向かいます。
一般的には魚肉ソーセージなどをエサに釣れるそうですが、
中根リーダー曰く「牛肉以外ありえん」との事で、
うぃらぶなおしま公式ウミホタルエサは牛肉一択です。



桟橋から捕獲器を海に垂らすと、
エサのにおいにつられてウミホタルが寄ってきて、
中根リーダー曰く「もわぁ~」っと青く光るとの事。
というわけで、しばし待つこと5分。



ペットボトルを引き上げると、
青く光るウミホタルがたくさんかかっていました。
ほんとに「もわぁ~」っという表現がぴったりに青く光っています。
「もわぁ~」っという表現にこだわった中根リーダーを、
『またまたー面白おかしく言うよねー』とイジっていたことをこの場を借りて謝罪します。



ペットボトル2本分ほどのウミホタルをバケツに集めたものです。
この写真は、以前報道機関に勤めていたうぃらぶスタッフの方が撮影した物です。
非常にキレイです。
すばらしい。
ちなみに、ここには載せていませんが、
私が撮った物は暗闇にかすかな青色が見えるだけの
実物の鮮やかさがまったく伝わらない、
なんだかよくわからない写真でした(笑)




気が付けば、あっという間に1日が終わりました。
堀口サブリーダーの閉会のあいさつでイベントは終了しました。




余談ですが、ウミホタル捕獲の少し前にうぃらぶスタッフから
「1時間後に強めの雨が降るとウェブの天気予報に出てます」との情報がありました。
その後の予定を少し前倒しにしたところ、ウミホタル捕獲終了と共に大雨が降ってきました。
「子どもたちに風邪を引かせるわけにはいかない」と、
子どもたちを車に乗せ、つつじ荘までの帰り道を雨の中歩いてくださったスタッフの皆様。
ありがとうございました。


携わっていただいた皆様のおかげで、
ケガも無く、無事に開催できたことに感謝しております。


それではまた次回の活動で。

活動レポート | 2022/10/01 - 00:11 |